バイナンス(binance)は運転免許証でも口座開設OKで、サイトも日本語対応しているため、日本人に人気の海外取引所です。
日本の支社もできるとの話も持ち上がっているため、今後も注目したい取引所になります。
そこで今回は、バイナンス(binance)の安全性(セキュリティ)やデメリットについてくわしく解説します。
※口座開設がまだの方はこちらの記事を参考にされて下さい↓

Contents
バイナンスの安全性(セキュリティ)は?
バイナンスは安全性が高い取引所と言えます。
口座開設時の本人確認では、一般的には書類画像のアップロードだけですが、バイナンスでは本人確認書類と取引所名と日付が書かれたメモも本人が手に持って撮影した画像までアップロードしないといけません。
とても面倒なことですが、この面倒なことが不正行為を防止するために必要な事なのです。
2段階認証設定は一般的になりましたが、その解除方法も口座開設時の本人確認同様に非常に手間がかかるものとなっています。
しかも、2段階認証を解除(リセット)しても、48時間は出金できないという念の入れようです。
バイナンスのセキュリティは現状トップクラスと言えますね。
バイナンスのデメリットは?
PCやアプリが使いやすく、トレーダーから人気のバイナンスですが、大切な資金を預けるのですから利用するうえでデメリットが気になります。
日本語対応しているのはPCサイトだけ
日本語対応しているのはPCサイトだけで、アプリや電話対応などは日本語に対応していません。
また、暗号資産を日本円で購入することもできません。
この辺は日本支社の開設が待たれるところで、完全に日本語・日本円対応を望むなら、もう少し待つ必要があります(ただ本当に日本支社ができるかは不明)。
ハッカーに狙われるリスク
ハッカーはビットコインやイーサリアムといった価値の高い暗号資産を狙います。
この世界中で、ハッカーに狙われて資金を盗まれたことがない取引所はほぼありません。一部の取引所は盗難されたことがないとされますが、真偽は確かではありません。
いずれにしても、自分の利用している取引所だけは大丈夫とは思わない方が良いでしょう。バイナンスも例外ではありません。
2段階認証はしっかり登録しておくことをおすすめしますよ。
会社が倒産するリスク
バイナンスは人気が高く、日本支社の設立の話も進んでいるくらいですから、倒産するとは考えにくいですよね。
ですが、会社自体の経営状態がどんなに良くても、中で働いている社員がビットコインやイーサリアムなどを盗んでしまう可能性もあるのです。
あまりに大量に盗まれてしまうと、倒産の可能性が出てきます。
かつて世界最大級のビットコイン取引所であったMt.Gox(マウントゴックス)の話は有名すぎるほどです。大量のビットコインが消えてしまい、会社は2014年に破綻します。
取引所のチャットなどで「〇〇がGOX(ゴックス)するかもよ」という話が出てくることもあります。覚えておきたい単語のひとつですね。GOXとは、倒産する・破綻するの他に、消える・行方不明になるなども意味します。
偽物のウォレットにも注意!
2017年12月23日、ADAコインのカルダノから「偽物のダイダロスウォレットがGooglePlayストアで提供されている」とのアナウンスがありました。
ダイダロスウォレットはiOSやAndroidでは存在していません。
このように、価格の高い(価値の高い)暗号資産には偽物のウォレットも存在します。
偽物のウォレットにうっかり送金してしまうと、送金した暗号資産は全て偽のアドレス(偽物のウォレットを作った人物)の元に送金されてしまいます。
当然ですが二度と自分の手元には帰ってきません。
スマホで簡単に利用できるウォレットは確かに便利ですが、利用には十分注意しましょう。
バイナンスで取引をするには?
バイナンスで取引をするには、まずは日本の取引所に口座を作成→そこに日本円を入金→ビットコインかイーサリアムを購入→バイナンスに送金→送金したビットコインやイーサリアムを使ってアルトコインを購入、という流れになります。
「今はまだ欲しいアルトコインがないから口座開設は後でいいかな」と思っていると、いざ欲しいコインが出てきた時に、速やかに動くことができません。
日本の取引所ではDMMビットコイン・GMOコイン・Liquidがおススメで、こちらは口座開設費用も口座維持費用も無料なので、この機会に開設してはいかがでしょうか。